当社の組立生産技術の特徴と取り組み

当社のエンジン組立ラインは、高い柔軟性を持つ「なんでも組立ライン」です。独自の技術により、 多種多様なエンジンの生産に対応しており、稼働中の2本の組立ラインで9機種ものエンジンの生産を可能としています。 これは、日産グループグローバルでもNo1の対応能力であり、全世界の日産グループ拠点から中・小量生産エンジンを集約し、 生産する役目を担っています。また、作業者の身体的負担の軽減や、ヒューマンエラーの排除といった、 「だれでも化」に取り組んでおり、人にやさしいライン作りを推進しています。

技術TOPICS

人と共存可能な協働ロボットの活用

フレキシブルな生産を可能にしたAGV
(無人搬送車)上でのエンジン組み立て作業

IoTを活用し、生産手順の表示と
タクトタイムを管理

匠により組み上げられる極少量生産エンジン

かつてGr.Aカテゴリーを席捲した伝説のエンジン、RB26や生産数が極少量となったエンジンは生産ライン上ではなく、ベテラン作業者の手により一台ずつ完成まで丁寧に組み立てられます。 (日産工機の匠については GTRマガジン2020年11月号に特集記事として掲載されました)